東京も満開でした。
土曜日、日曜日に東京に行ってきました。
名古屋から東に向かっていくのは、なんとなく気が重いのですが、とりあえず行ってきました。
土曜日は、僕の所属する鍼灸学会の事業の一環で、「取穴書」と言うものを作ると言う事で、その委員会がありました。
「取穴」とは、ツボを取ると言う意味で、鍼灸師には欠かせない知識の一つです。
ところが、この「ツボ」、各国で位置が微妙に違うのです。
鍼灸も国際化されつつある時代ですので、これではまずいと言う事で、WHO(世界保健機関)の勧めで、ツボの一の国際標準化が図られました。
国際標準と言う事は、つまり中国、韓国とツボの位置をすり合わせしようと言う事です。
鍼灸は、日本、中国、韓国の伝統医術ですので・・・
っで、その結果がびっくり!
何と、寸法まで変わってしまいました。
典型的なのが手の長さです。
今までは手首から肘までを1尺と数えていたのですが、すり合わせによって、1尺2寸に変わりました。
そうするとどういう事が起きるかと言うと、今までツボを取るのに、手首から上に7寸のツボを取る時、肘から3寸なので、簡単に取れていたのですが、1尺2寸になると、肘から5寸なので、ツボの位置が2寸もずれてしまいます。
こんな事が、あちこちのツボで起きているので、びっくり!
っで、本当に効くツボはどこかを一度検証しようと言う事で委員会が立ちあがり、参加させていただいています。
毎回勉強になりますよ~!
清須市の鍼灸院で働く若先生より