3月から学校も休校となり社会がずいぶん混乱されてられていますね。

とにかく今は感染防止に対する措置を取るしかありません。

こんな時だからこそ、当院に何ができるかを考えてみました。

☆カゼ症状の治療

新型コロナウィルスが猛威を振るう影響で、内科などの病院を受診するデメリットが懸念されています。

まだまだ街中にコロナウィルスに感染されている方が溢れていると言うわけではありませんので、感染するリスクは少ないものの、「もしかしたらコロナウィルスかも・・・」と心配して、ちょっとしたカゼ症状で内科を受診する方も多く、普通の発熱、インフルエンザ、その他の体調不良の方が受信しにくいそうです。

当院でも漢方医学を中心とした治療を行っていますので、高熱以外の、悪寒、発熱、喉痛、咳、頭痛、胃腸カゼなどの治療が可能です。

病院に行くほどでもない症状がある方は是非お申し出ください。

☆漢方はり治療でできる事

我々が行う漢方はり治療は、病症に対する治療です。たとえ新型コロナウィルスであっても、現れている病症に対して治療を行います。

〈感染初期〉

コロナウィルスの感染初期は軽いカゼ症状を訴えるそうです。

だるさが続き、食欲不振、発熱、関節痛などです。

この段階では漢方はり治療としても普通のカゼ症状と同じように、自然治癒力を向上させカゼを追い出せるような治療をさせていただきます。

食欲不振があれば食欲を改善させるツボに鍼をし、発熱があれば解熱するツボに鍼をします。

実際に新型コロナウィルスに感染した方でも、8割の方が感染初期で治癒されるそうです。

〈肺の症状〉

感染から1週間を経過する頃に、約20%の方が咳、痰、呼吸困難を発症するそうです。

新型コロナウィルスは肺の症状があらわれるのが特徴的で、肺の奥深くにある肺胞に炎症を起こし、粘液がたまり、肺胞を詰まらせ、呼吸困難に陥る恐れがあります。

軽い咳や痰であれば肺に熱がこもっている状態なので、肺の熱の循環を良くするツボに鍼をします。

しかし、この状態が長引けば肺炎へと移行し、呼吸困難を起こす危険な状態になるので、病院へ通院しながらの治療となります。

今後、新型コロナウィルスが猛威を振るい、日本が第2の中国武漢のようになってしまったら、病院などの各医療機関も麻痺状態に陥ります。色々な事態を想定し、備えだけは怠らないようにしたいです。

当院も地域医療の貢献に頑張ります!