昨日は大阪で行われた研修&講演会に行ってきました~!

午前は同じ会に所属する先生の講義でした。
漢方医学は「随証療法」と言って西洋医学では色々な検査によって病名を決め、その病気に向かって治療を進めますが、漢方医学では、その方の体質や病症の出方、心と体のバランスなどを考慮し治療法を決めます。この随証療法を行う際の「証」の決め方に疑問符を投げかけた講演でした。

そのあと合同で実技研修が行われました。

大阪の先生方の実技はとても軽快で、どの先生も素晴らしい手をしていました。

脈の見方、鍼の用い方などとても得るものが多かったです。

午後は、外来講師の割石先生による講演でした。

割石先生の講演は、西洋医学、漢方医学、科学の垣根を超え、人体を一つの生命体としてもており、その中で用いる手法がたまたま鍼だったという感じを受けました。

今まで古典鍼灸の化学科を試みた先生はたくさんいましたが、ここまで古典鍼灸と科学を理路整然と説明された公演は聞いたことがありませんでした。

とても勉強になりました。

清須市の鍼灸院で働く若先生より