はだか祭りレポート④
☆はだか祭り必勝法
はだか祭りのベテランの方々は色々なアドバイスをくれます。そのアドバイスと、自分の経験を加味して、今年の悔しさをバネに、来年のはだか祭りの為に、必勝法を書き残しておこうと思います。
と言うのも、毎年、祭が終わってから、神男に触れた年の事を思い出して「しまった~」と思う事が多いからです。
しかも、祭は一年に一度なので、12ヶ月経つと細かい必勝法等は忘れてしまうのです。
さらに、祭当日はお酒も飲んでいますし・・・
と言う事で、まずは神男が出てくる前はまず、桶隊の様子を伺います。
神男が出てくる場所を予測しているサイト等もありますが、あれは全く意味ないのでは無いかと思います。
ただ、毎年「今年は恵方が南南東だから・・・」とか、「去年は◯◯辺りから出たから・・・」とか話し合うのは楽しいのですがね。
と言う事で、僕は桶隊の様子を見ながら、桶隊の水にかからない様に出来るだけ桶隊の楼門側で、出来るだけ真ん中をキープします。
と言うのも、神男の渦は難追殿に向かっているので、後からついって言っても、いつまでたっても渦の中にははいれません。
10年出ていてやっと理解できた事ですが、確かに、どの先輩も「渦の進行方向から行け」とアドバイスをくれます。
ここからが問題です。
神男の渦が近づいて来たら、まずは体が止まるまで特攻あるのみです。
渦の外枠は人の密度も薄いので、無理矢理に手と足をねじ込んで、勢いで入って行けばある程度の所までいけます。この時点で神男にまで3~4メートルと言った所でしょうか?
ここまでは、ちょっと頑張れば誰でもいけます。
そして、ここまで入るとほとんど手も足も身動き取れない状況では無いでしょうか?
ここでのんびりしているとあっという間に楼門になってしまうので、この後も動き続けます。
楼門の前はこんな感じです。
広い所から、狭い所に突入するので、人と人との密着度合いも増します。
上からみるとこんな感じ・・・
わずか4メートルほどの幅に参道の男たちが入っていきます。
自然と、渦の直径も小さくなります。
渦の中3メートルでは身動き取れない状況が続くので精神的にも「耐える時だ!」何て思ってしまいますが、ここでじっとしていると結局そのままの位置です。
この後は一人一人片付けて行きます。
前にいる人の隙間に、少しづつ手足をねじ込んで行きます。
よく「下帯のお尻の部分を後に引っ張るとすどくぞ!」とアドバイスする先輩がいますが、この時点では、両手は自分の胸の前ですのでムリだと思います。
と言うのも、手を胸の前に持っていかないと前の人の背中で口をふさがれたり、前の人の頭で、鼻に頭突きされたりするし、もし渦が崩れて転倒した時に手が下がっていると危険ですのでね。
ただ、転倒した時も実はチャンスなんです。
と言うのも、転倒すると、そこにぽっこりスペースが空きますので、周りの様子を見ながら、素早く位置を確保した方が良いです。
ここまで来れば、ひたすら耐え、後はじっくりチャンスを待つのみです。
中心はこんな感じです。
ここまで来たら次に秘策があります。
皆神男を触る時上から触ろうとして手を挙げた状態になります。
実は下から行った方が、神男にどっぷり触る事が出来ます。
確か、2回目に触った時はこの作戦でした。
今年は難追殿に向かう途中の渦も小さかったようです。
余計に途中であきらめた事が悔やまれます。
追伸
僕は10回出て3回しか触っていませんので、参考にする時は、それなりに覚悟してください。